まるっきりのたわごとなんですが。
来月、東北の六大祭りが仙台に集結するそうです。
この話を聞いたとき、あまりのスケールの大きさに感動しました。本格的な復興の足がかりになるんじゃないかと。
元々東北各地の祭りはお互いしのぎを削る関係だったらしく、わざわさ同じ日取りをぶつけてきたり、いわゆるあまり仲がよろしくなかったと。それがこの機会に一同に集結するなんてすばらしいじゃないですか。
その後聞いた話では
主催は東北各県と各祭りの実行委員会となっていますが、実際動かしているのは、広告代理店二大巨頭の一角。この短期間でお互い反目し合う関係をまとめ上げ、実現してしまう政治力に舌を巻く思いがしました。
協賛には名だたる企業がズラリと並んでおります。協賛金が一口うん千万という話ですから何十億くらいになるのでしょうね?
経済学者とやらが試算すれば、その何十億の金をそのまま復興支援にまわすより、一大イベントに仕立て上げたほうが、何倍もの経済効果に加え心理的効果を生むというロジックになるのでしょう。でもね。その経済効果で一番恩恵を受けるのは、巨大な力を発揮した巨大企業じゃないんすか?別にそれを悪いとは到底申しませんよ。ちょっとね。なんとなくね。ひっかかるだけの話で。
報道すらされていないばかりか、話がすり替わってさえおりますが、元々この企画の発案者は、震災で実家をなくした、某企業の一社員。その企業は「協力」という名目のもと、小さく名を連ねています。
原点はそこ。その一社員の想い。原点に協力できることは微力であれしようと思います。
ところで、協賛企業に楽天が名を連ねていないのに興味が沸きます。楽天野球チームの名前は東北楽天じゃなかったでしたっけ?でもソフトバンクは入っています。
ソフトバンクといえば、孫さんが震災後間も無く、科学者100人集めて自然エネルギー財団を立ち上げたときは、その圧倒的なスピード感に度肝を抜かれました。もし今後原発廃止、東電支配終了ということになれば、孫さんはどうなっちゃうんでしょうか。とてつもなく巨大な力を持つことになるのは間違いないでしょう。孫正義という人物の凄みというのは凄いですね。
それにしても、今までは疑問にすら思っていなかったけど、一企業にエネルギー供給を独占させるって、よくよく考えたら有り得ない話ですよね?極端な話、一存で国家の電源スイッチを切って破滅させることだってできちゃうわけだし。今までそれをそうしてた理由というのはどこにあるんだろう。
本気で脱原発しようと思ったら、これはもう戦争みたいなもんですよね。戦う相手は誰なんだ?東電か?政府か?反政府勢力か?原発推進しているアメリカか?アメリカを牛耳ってるユダヤ勢力か?ということはロックフェラーなのか?それともロックフェラーやロスチャイルドを操っているといわれる陰の秘密結社組織なのか?
これら見えない敵を相手にしての戦争なのでしょうか。
というようなことを昨夜夢うつつで考えてたわけですが、今日福島で戦っている海賊戦士たちのブログをみました
いやいや、今戦わなくてはいけない相手というのは、背後にいる見えない敵ではなく、目の前にある一番やっかいで見えない敵でしょう。
目の前にある一番やっかいで見えない敵ホーシャセンに対して、すでに身を投げ打って、自分の意思で黙々と戦っている戦士たちは確実にいるのです。